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4月から新しい大学へ移るので、粛々と引越し準備。 先々色々と不安はあるのだけれど、既に顕在化している事が一つ。 本の問題。私の専門は文系。研究をする場合、100年近く前の古い文献をシコシコ読んでいくのが大きな部分をしめる。本は非常に重要な研究対象、研究材料である。しかし、100年以上前の本なんてなかなか手に入らないし、高価だったりする。という訳で、今までは図書館の蔵書にかなりの部分を頼っていた。ところが、4月からの赴任先は理系大学。図書館にその系統の本が全くない。仕方ないので自分で調達しなければならない。 という訳で、最近ネットで古本を探しているけど、みんな高いんだよね。例えば、古本屋で昨日買った本は2冊で2万円也。これらは昭和40年代の和書。誰もが知っている名著ではないんだけど、そのマニアックさがアダになって高価なものに… 自分の研究と重なるので、どうしても手許に置いておきたい本なんだよねー。 更に例えば、昨日、購入を諦めたのは、100年前のドイツ語の本。5万。流石に手が出ません…。 もっと言えば、5万でも買える本は、実はまだましなんだよねぇ。私の研究対象(人物)なんて、本当にオタクなので、100年以上前のドイツ語のオタクな人の書いた本なんか今の日本の市場には全く出てこない。因みに、本国ドイツの古本ネットでも殆ど出てこない…。 仕方ないので、コピーをしてファイリングして済ますことになる。 ということで、4-5冊コピー室でひたすらコピーをしますた。くだんの5万の本は800頁以上の本なんで、手をインクで真っ黒にしながら、コピー、ページめくり、コピー、ページめくり、コピー、ページめくり…… それだけでヘトヘトになってしまった土曜日の午後。 にしても、図書館って凄いよね。そんな本までしっかり所蔵しているんだから。改めて感心してしまった。 画像がなくて寂しいので、市場に出ると5万円の本を撮ってみた。笑 背景は、うちの学部の廊下の赤絨毯。なんで赤絨毯なんだ。
by genn_taku
| 2005-03-19 19:50
| 日記
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